コーヒーの淹れ方の1つにネルドリップがあります。ネルとは柔らかい布のことです。ペーパードリップと淹れ方は同じですが、ペーパーフィルターの替わりにネルという布のフィルターを使うコーヒーの淹れ方です。
ネルドリップで淹れたコーヒーは、コーヒーのコクだけを抽出して雑味のないまろやかな味に仕上げられることが特徴で、通の淹れ方とされています。
ただ4人用までのネルフィルターはコーヒーを淹れている間ずっと手に持っていなければならないことと、ネルフィルターは使用しない時は水に浸して保管することなど面倒なことも多いのも事実です。ネルを保管しておく水は定期的に換える必要があるので、かなり面倒です。水を換えないと雑菌が発生するためです。
また新しく下ろしたネルフィルターを使う際は、はじめにコーヒーの粉を入れたお湯でネルフィルターを10分から15分くらい煮てから使用するようにします。
土鍋を初めて使うときにもお米のとぎ汁を沸騰させてから使うと良いのと似ていますね。コーヒー抽出時のお湯の浸透圧を調整して美味しいコーヒーを淹れるための一手間になります。